CCNAは未経験でも取る意味ある?現役が明かす「いずれ取らされる」現実

CCNAの基礎知識

「未経験からネットワークエンジニアを目指すのにCCNAは必要?」「取る意味はあるの?」と検索してここに来た方は多いと思います。ネットで調べると、転職エージェントやスクールの記事がずらっと並び、どれも「CCNAは最強の武器」「取得すれば転職は有利」と書いてあります。

間違ってはいません。ただ、それらの記事の多くは自社の転職支援やスクールに申し込んでもらうために書かれているので、当然いいことしか書きません。この記事では、現役のネットワークエンジニアとして、もう少し内側の事情を含めて正直に答えます。

結論:取る意味はある。というより、いずれ取らされる

私自身、実は未経験でこの業界に入りました。CCNAを取ったのは入社「前」ではなく、入社「後」に会社から取得を指示されてからです。今振り返って思うのは、入る前に自分で取っておいたほうが絶対に得だったということです。

ネットワークエンジニアとしてやっていくなら、CCNAは最低限必要な知識です。実際、私のように入社後に「取ってください」と言われるケースは珍しくありません。つまり、取るか取らないかではなく、いつ取るかの問題なんです。会社に言われて渋々取るより、自分のタイミングで先に取っておいたほうが、選考でも入社後の立ち上がりでも有利に働きます。

競合サイトが書かない「取得後」の話

転職エージェントの記事は「CCNAを取れば書類選考が有利になる」「学習意欲の証明になる」で止まっています。それは事実ですが、現場に入った後の話がほとんど出てきません。私が10年間、未経験+CCNAで入ってきた後輩や同僚をたくさん見てきて感じるのは、資格を取れたかどうかより、その後どう伸びるかのほうがずっと重要だということです。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

現場で伸びる人・伸び悩む人の違い

未経験+CCNA保有で入ってきた人たちを見てきて感じる、伸びる人の共通点は主に2つです。

1. 素直で、継続できる

技術的なセンスよりも、まずこれです。指摘されたことを受け止めて直せるか、地道な作業を投げ出さずに続けられるか。ネットワークの仕事は華やかなイメージとは裏腹に、地味な確認作業や手順の積み重ねが多い仕事です。ここで踏ん張れる人が、結果的に一番伸びます。

2. 業務とプライベートを完全に分けない

意外に思うかもしれませんが、これも大きな差になります。家でも自腹でネットワーク機器を買って触ってみる、業務時間外でも気になったことを調べる——そういう人は成長が早いです。ワークライフバランスを大事にするのは悪いことではありませんが、技術職として伸びたいなら、多少はプライベートの時間も学習に使う姿勢があったほうがいいというのが、現場で見てきた実感です。

逆に言えば、CCNAという資格そのものは「入り口の切符」でしかありません。切符を手に入れたあと、この2つの姿勢があるかどうかで、1年後・3年後の差がはっきり出ます。

それでも「意味ない」という声がある理由

ネットで検索すると「CCNA 意味ない」という声も見かけます。これは、資格を取っただけで満足してしまい、その後の姿勢(上で書いた2つ)が伴わなかった人が一定数いるからだと思います。CCNAは「ネットワークエンジニアになるための最低限の切符」であって、それ以上でもそれ以下でもありません。切符を持っているだけで満足するか、そこから先へ進む力に変えるかは、本人次第です。詳しくは「CCNAは意味ないのか」の記事でも掘り下げています。

未経験からCCNAを取るなら、今のうちに

結局のところ、ネットワークエンジニアを目指すなら、CCNAはどこかのタイミングで避けて通れません。会社に入ってから言われて取るくらいなら、自分のペースで学べる今のうちに取っておくのが賢明です。入社後は業務と並行しての学習になり、今より時間の自由が利かなくなります。

勉強の進め方はCCNAと実務の記事、転職への活かし方は転職の記事で詳しく書いています。「思ったよりきつい」と感じている方は未経験からのきつさに関する記事も参考にしてください。

まとめ

  • 未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、CCNAはいずれにせよ必要。入る前に取るか、入ってから取らされるかの違いでしかない。
  • 資格取得はあくまで「入り口の切符」。取得後に素直に継続して学べるか、プライベートでも手を動かせるかが、伸びる・伸び悩むの分かれ目。
  • 「意味ない」という声は、切符を取っただけで満足してしまうケースから生まれている。

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