CCNAの黒本は本当に必要?現役が教える正しい使い方(流し読みで落ちた話)

CCNAの問題演習

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CCNAの勉強を始めると、まず手に取る人が多いのが「黒本」と呼ばれる定番の教科書です。「黒本だけで受かるの?」「どう使えばいいの?」と気になっている人も多いと思います。

私は現役のネットワークエンジニアですが、実はこの黒本の使い方を間違えて、一度CCNAに落ちています。この記事では、その失敗も含めて、黒本の正しい使い方を正直に解説します。結論を先に言うと、未経験者には黒本は必読。ただし「読み方」を間違えると落ちます。

この記事でわかること
  • 未経験者に黒本が必読な理由
  • 黒本の使い方を間違えて落ちた失敗談
  • 流し読みで終わらせない正しい使い方

未経験者に黒本が必読な理由

ネットワークの知識がない未経験者は、まず黒本を通して読むべきです。理由ははっきりしています。

専門用語が分からないまま、いきなり問題演習サイトのPing-tに手を出しても、正直、ほとんど意味がありません。問題を解いても、そもそも何を問われているのかが分からないからです。用語と概念の土台がない状態では、演習が空回りしてしまいます。

だからこそ、未経験者はまず黒本で用語と仕組みを頭に入れる。土台を作ってからPing-tに進む。この順番が大切です。黒本は、その土台作りに最適な定番教材です。

私が黒本の使い方を間違えて落ちた話

ここが、この記事で一番伝えたいところです。

私は最初、黒本を流し読みしてしまいました。とりあえず一通り目を通せば頭に入るだろう、と。でも結果は不合格でした。

振り返ると、私は「ちゃんと理解しないと覚えられないタイプ」だったんです。流し読みで分かったつもりになっても、理解が浅いから定着しない。試験本番で問われると、答えられませんでした。黒本は「読んだ」だけでは意味がなく、「理解した」状態にして初めて効果が出ます。

黒本の正しい使い方:流し読みせず、理解しながら読む

失敗から学んだ、黒本の正しい使い方はシンプルです。流し読みをせず、一つひとつ理解しながら通して読むこと。

具体的には、ただ文章を追うのではなく、「なぜそうなるのか」を一段掘りながら読みます。

  • なぜこの技術が必要なのか
  • なぜこういう仕組みになっているのか
  • この数字や仕様には、どういう意味があるのか

CCNAの本番では、細かい数字や仕様の細部まで問われます。流し読みで大筋だけ追っていると、こうした細部に対応できません。理解しながら読むことで、細部まで記憶に残り、本番で「そこを聞くのか」という問題にも対応できるようになります。

黒本には章末問題なども付いていますが、それを解くかどうかは正直どちらでも構いません。それよりも内容をちゃんと理解することの方がずっと大事です。問題を解くのは、理解できているかを確認する手段として使えば十分です。

黒本で土台を作ったら、Ping-tへ

黒本で用語と概念を理解したら、次はPing-tで問題演習に進みます。この段階では用語が分かっているので、演習がしっかり機能します。間違えた問題は「なぜその答えになるのか」を確認しながら繰り返してください。

黒本で「理解」、Ping-tで「演習」。この流れが、未経験者にとって遠回りに見えて一番の近道です。

Ping-tを「理解してから覚えるまで」やり込む具体的なやり方は、CCNAはPing-tだけで受かる?現役が「全部覚えるくらいやり込め」と言う理由で詳しく解説しています。

実務者は黒本を飛ばしてもいい

一方で、すでに実務でネットワークに触れている人は、話が変わります。

実務者は用語も概念もすでに分かっているので、黒本を飛ばして、いきなりPing-tから入っても問題ありません。土台はもうあるからです。実務でやっていることと、試験で問われることのギャップを、Ping-tで埋めていくイメージで進めれば、効率よく合格に近づけます。

つまり「黒本を読むか飛ばすか」は、専門用語が分かっているかどうかで決まります。分からないなら黒本は必読、分かっているなら飛ばしてよい、というシンプルな基準です。

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徹底攻略 Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応(通称:黒本)
本記事で紹介した黒本の最新版はこちらから確認できます。

まとめ:黒本は「読む」より「理解する」

  • 未経験者は黒本が必読。用語が分からないままPing-tをやっても意味がない
  • ただし流し読みは禁物。私はそれで一度落ちた
  • 「なぜそうなるのか」を掘りながら、理解して読む
  • 本番は細部まで問われるので、理解しながら読むことが効く
  • 黒本で理解 → Ping-tで演習、の順で進める
  • 実務者は用語が分かっているので、黒本を飛ばしてPing-tからでよい

黒本は、CCNA合格のための信頼できる定番教材です。ただし「読んだ」だけでは受かりません。「理解した」状態にして初めて力になります。私の失敗を、同じ轍を踏まないための参考にしてもらえれば嬉しいです。

黒本と合わせて、白本を含めた参考書全体の選び方はCCNAの参考書は白本と黒本だけでいい|全部揃えて落ちた現役が語る選び方で詳しく解説しています。

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なべ
なべ(現役ネットワークエンジニア)
実務10年/合格と現場の両面で解説

「150時間勉強して一度落ちた」現役ネットワークエンジニア。実務10年。合格だけでなく、現場で効く学び方やキャリアのリアルを、等身大で書いています。

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