CCNAの勉強時間は200時間?150時間やって落ちた現役が語る「時間より中身」

CCNAの勉強法・教材

「CCNAの勉強時間は、未経験で200時間くらい」——調べると、どのサイトにもこう書いてあります。判で押したように同じ数字です。

でも、現役のネットワークエンジニアとして正直に言います。私は150時間ガッツリ勉強して、一度落ちました。そして次の挑戦では、自宅でほとんど勉強せずに合格しました。

この経験から伝えたいのは、ひとつです。勉強時間の「量」は、思っているほどアテにならない。大事なのは中身と姿勢です。順番に説明します。

この記事でわかること
  • 勉強時間が「目安」にしかならない理由
  • 150時間で落ち、型に絞って受かった実体験
  • 同じ時間でも受かる人・落ちる人の差

結論:勉強時間は「目安」にしかならない

先に結論です。「200時間やれば受かる」は、半分本当で半分ウソです。同じ200時間でも、受かる人と落ちる人がはっきり分かれます。なぜなら、合否を決めるのは時間の長さではなく、その時間を何にどう使ったかだからです。

これは精神論ではありません。私自身が、時間をかけて落ち、時間をかけずに受かった、という両方を経験しているからこそ言えることです。

私の実体験:150時間で落ちて、次は型に絞って受かった

恥ずかしい話ですが、正直に書きます。

1回目の挑戦。私は1か月、1日7.5時間を20日間、つまり約150時間を独学で投下しました。世間で言う「200時間」に近い量です。それなのに、結果は不合格。まったく歯が立ちませんでした。

2回目の挑戦。今度はやり方を変えました。自宅でガリガリ独学するのをやめて、スクールの講義と、要点をまとめた教材に絞り込みました。自宅での勉強量だけ見れば、1回目よりずっと少なかったです。それでも、今度は合格できました。

ここで誤解してほしくないのは、「勉強しなくても受かる」という話ではないことです。1回目に投下した150時間が、土台としては効いていたはずです。その土台の上で、2回目は「正しい順序」と「要点への集中」というを手に入れた。それが合否を分けました。

つまり、1回目の私に足りなかったのは時間ではなく、「正しい型」と「演習のやりきり」だったんです。我流で150時間積んでも、方向がズレていれば落ちる。これがリアルです。

「200〜300時間」をどう受け止めるか

世間で言われる「200〜300時間」という目安。現役の感覚としては、当たらずとも遠からずです。ただし、あなたの経験レベルによって、必要時間は大きく変わります。私の肌感だと、こんなイメージです。

  • まったくの素人(IT未経験):200〜300時間でも足りないことがあります。むしろ「もっとかかる」と覚悟しておいたほうが安全です。
  • 基本情報技術者などの基礎がある人:200〜300時間くらいが妥当な目安。
  • すでにネットワークの業務をやっている人:そんなにかかりません。100時間以下で受かる人も珍しくないと思います。

スクールやサイトが「200時間」と一律で言うのは、平均的な目安として分かりやすいからです。でも実際は、スタート地点でこれだけ差が出ます。「200時間」という数字を、自分にそのまま当てはめないことが大事です。

同じ時間でも、受かる人と落ちる人の差

では、同じくらいの時間を勉強しても、なぜ差が出るのか。現役として見てきた中で、決定的なのは2つです。

1. 試験を「舐めているか、舐めていないか」

身も蓋もないですが、これが一番大きいです。「CCNAなんて簡単でしょ」と舐めてかかると、範囲の広さと専門用語の多さにやられて落ちます。1回目の私が、まさにこれでした。時間は積んでいたのに、どこかで甘く見ていたんです。

逆に、きちんと「これは本気でやらないと落ちる試験だ」と捉えている人は、同じ時間でも密度が違います。

2. 問題演習を「受かるまでやりきったか」

もうひとつは、Ping-tのような問題演習を、合格レベルに届くまで徹底的に回したかどうか。途中で「だいたい分かったからいいや」とやめてしまう人は、あと一歩で落ちます。

Ping-tを「合格レベルに届くまで」やり込む具体的な基準は、CCNAはPing-tだけで受かる?現役が「全部覚えるくらいやり込め」と言う理由で詳しく解説しています。

CCNAは、参考書を読んで分かった気になるだけでは受かりません。問題を解いて、間違えて、なぜ間違えたかを潰す。この演習を、自分が安定して解けるようになるまでやりきった人が受かります。時間の長さより、「やりきったか」のほうがずっと効きます。

だから「時間」ではなく「型」で考えよう

ここまでをまとめると、勉強時間を気にしすぎるのは、あまり意味がありません。それより、正しい型(順序)で、演習中心に、舐めずにやりきる。これさえ押さえれば、結果として必要な時間も最短に近づきます。

私が1回目に失敗したのは、独学で我流のまま時間を溶かしたからです。もし、最初から正しい順序を示してくれる教材やスクールを使っていたら、150時間も無駄にせず、もっと早く受かっていたと思います。独学で時間を溶かすくらいなら、型のある学習に頼るほうが、結果的に早くて安いこともあります。

※下記は学習サービスの紹介(PR)を含みます。独学に不安がある人は、就職支援つきのスクールを検討してもいいと思います。

まとめ:時間の量より「中身」と「姿勢」

  • 勉強時間はあくまで目安。同じ時間でも受かる人と落ちる人がいる。
  • 私は独学150時間で落ち、2回目は型に絞って合格した(1回目の土台はあった上で)。
  • 「200〜300時間」は経験レベル次第。素人は足りないことも、実務者は100時間以下も。
  • 差がつくのは、①試験を舐めていないか、②Ping-tなどの演習を受かるまでやりきったか。
  • 時間を気にするより、正しい型で演習中心に進めるほうが結果的に最短。

「あと何時間やれば受かるんだろう」と数えるより、「正しい順序で、演習をやりきれているか」を自分に問うほうが、合格にずっと近づきます。時間は結果としてついてくるものだと考えてください。

具体的な勉強の進め方や、独学のロードマップは別記事で詳しく書いています。あわせてどうぞ。

なべ
なべ(現役ネットワークエンジニア)
実務10年/合格と現場の両面で解説

「150時間勉強して一度落ちた」現役ネットワークエンジニア。実務10年。合格だけでなく、現場で効く学び方やキャリアのリアルを、等身大で書いています。

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