ネットワークエンジニアの志望動機は本音でいい?現役が正直に書いた結果

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志望動機の書き方を調べると、「企業への貢献意欲を中心に」「成長意欲をアピール」といった、いかにもな型がたくさん出てきます。正直に言うと、私はそういう建前をあまり意識せず、年収や労働環境といった本音をそのまま書いていました。この記事では、その経験を踏まえて、本音と建前のバランスをどう取るべきかを現役視点で解説します。

私は本音をそのまま書いていた

私が転職活動をしていたとき、志望動機には「年収を上げたい」「今より働きやすい環境で働きたい」という本音を、ほぼそのまま書いていました。世間で言われる「企業への貢献意欲」のような建前を、意識的に前面に出すことはあまりなかったんです。

これには賛否あると思います。「本音丸出しは印象が悪い」という意見もよく見かけます。ただ私の実感としては、本音を隠して取り繕った動機より、多少本音が透けていても、具体的で一貫性のある動機のほうが、話していて説得力があると感じています。面接官も、当たり障りのない建前だけの動機は、何百人と聞いていて見抜いています。

「本音」と「本音の垂れ流し」は違う

ここで誤解してほしくないのは、本音をそのまま書くことと、本音を配慮なく垂れ流すことは別物だという点です。「年収を上げたい」という動機をそのまま口に出すのと、「なぜこの会社なら年収が上がると考えたのか」まで筋道立てて話すのとでは、印象がまったく違います。

私が意識していたのは、本音を隠すのではなく、本音に理由をつけて相手に伝わる形に変換することでした。例えば「年収を上げたい」であれば、「今の会社では評価される機会自体が少なく、実力を正当に評価してもらえる環境で年収を上げたい」というように、本音の背景にある事情まで含めて話す。ここまでやれば、単なるわがままではなく、筋の通った動機として伝わります。

環境への不満も、伝え方次第で武器になる

労働環境について本音を話す場合も同様です。「今の職場が嫌だから」だけでは、ただの他責に聞こえてしまいます。ただ、「今の環境だと〇〇の工程に携わる機会がなく、より上流の設計に関わりたい」というように、不満を「次に何を求めているか」という前向きな形に変換して話せば、むしろ具体的でリアリティのある動機になります。

実は、この「環境への違和感」が転職を考えるきっかけになること自体は、悪いことではありません。私自身、転職を決めたのも、周囲との待遇の違いに気づいたことがきっかけでした。そのあたりの経緯は別記事で詳しく書いています。

参考:ネットワークエンジニアの転職タイミングはいつ?現役が「動いた瞬間」を語る

建前だけの志望動機が見抜かれる理由

「御社の理念に共感し」「成長できる環境だと感じ」といった建前だけの志望動機は、正直、どの会社にも当てはまってしまいます。裏を返せば、その会社「ではなければならない」理由になっていないということです。面接官からすると、こういう動機は熱意ではなく、準備不足として映ります。

だから私は、多少本音が前面に出ても、その会社を選んだ具体的な理由(技術領域、扱う規模、キャリアの伸びしろなど)とセットで話すことを優先していました。本音であっても、具体性があれば、それは立派な志望動機になります。

まとめ|本音を隠すより、本音に理由をつける

  • 年収・環境といった本音は、隠すより、理由づけして伝えたほうが説得力が出る
  • 本音の「垂れ流し」と「筋道立てた説明」は別物。ここを混同しない
  • 建前だけの当たり障りない動機は、面接官には準備不足として見抜かれる
  • 環境への不満は、「次に何を求めているか」という前向きな形に変換して伝える

志望動機に「正解の型」を当てはめようとするより、自分の本音がどこにあるのかを先に整理し、それに理由をつけて話せるようにする。このほうが、結果的に説得力のある志望動機になります。

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